日本会社で起きやすい認識齟齬—-家族と会社の優先順位

プロジェクト支援のため、上京して3ヶ月ほどたちました。

当初の予定は3ヶ月として理解していたが、どうやら会社の認識と齟齬があり、
会社の認識では、もともと新しい大型プロジェクトのために長期の単身赴任の予定だったという模様。

しかし自分の認識では、当初は3ヶ月のプロジェクト支援の予定であり、
新しい大型プロジェクトの話は、当初決まらず、ずっと上からの一方的な発信だったような印象。

当時、転勤の指令が出されたとき、ビックりして「なぜ出張ではなかったのか」と隣の先輩に聞きました。
「それは出張だろう」ということを聞いたので、上長に聞きました。
上 長からは「いや、次のプロジェクトの予定があるため、単身赴任だ。また3ヶ月だけの短期制度はもうなくなっている。」だけで終わったのだが、なぜ自分が納 得していないままで会社が一方的に決めたのかについて困惑したが、会社員だから「そうですか…」といわざるを得なかった。

ただ、家庭事情があるためまだいけるかどうかはわからないと告げた。
それから、会社から、「家族みんなを連れて東京に転勤したほうがよい、東京のほうがビジネスチャンスが圧倒的に多い。」とずっと薦められ、家族を説得するように導かれました。
会社の導きにしたがって家族を説得し、家の売り出しまで検討をしたが、とうとういろいろな事情で、東京に来られないことが、わかりました。

本人は名古屋が好きなので、名古屋で家を買いました。
その家は「海のそばだから津波に危ない」かどうかは、自分にはすでに熟慮したものです。

社員の家族をも会社の都合に合わせて改造したい会社も、いるでしょうが。
仕事以外のことについてあまり干渉されたくない、議論もしたくない性格だからだろうか、
家族のことに触れると、あまり会社と深く話したくありません。
日本は昔から、会社の都合に従うという文化があったからでしょうか。

当初、もう少し熱のある説得に対して冷静に対応すれば、家族を3ヶ月放置したのではなく、守ることができたかも。
なお、会社の薦めにしたがって家を売るまで進めることについて、どこかがおかしかったように感じています。

いま、本人の都合で名古屋に帰ることになるのでしょうか。
会社からは、「本人が当初の承諾を破った」というような見解を出されるかもしれません。が、会社員は会社の威力に弱い現在、なにを言われてもいいです。
わたくしは、人間にとっての優先順位は、家族それから会社だという認識は、変わらない。
日本の会社は、こういう認識ではないでしょうか。

企業再生になぜ「社員の幸せ」が必要なのか
――稲盛和夫名誉会長

今、わが社はまさに再生最中でございます。稲盛の上記の公演を、会社の関連経営層といっしょに、聞きたいと思います。

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